2017年の初釣りは、中村幸春テスターの夢丸でタチウオを釣らせていただいた。同行者は女性アングラーのY田さん、そしてMさんと頼もしいメンバーが集まった。
昨年は、タチウオは巡り会いが悪く、苦戦続きだったこともあり、この初釣りは今年一年を占う大切な一日と気合を入れて、エサもサンマ、サユリ、イワシ、キビナゴとフル装備で臨んだ!
もちろん、ラインも気合いを込めて、新製品の
メーターテクミーHS8BRAID 0.6号と信頼をおいている
DONPEPE8 0.8号を使用し、軽いテンヤを最深100メートルラインまで落とし込んでいった。
当日のポイントには50艇以上の大船団ができており、ジグで狙うアングラー、テンヤを昔ながらの手釣りで誘う船、サンマテンヤで狙うアングラーなど様々な釣り方でタチウオ釣りを楽しんでいる。
船団の中には夢丸テンヤを操っているアングラーもいて、この夢丸テンヤの面白さも大分浸透してきていると感じた。
タチウオ釣りの魅力に嵌っているアングラーなら解ると思うが、タチウオは一日の中でさえ、エサがダメでもジグならヒットすることもあれば、エサもキビナゴ、サユリが良い時もあれば、急にサンマヤ」イワシが良くなることもしばしばある。また、タコベイトが効くときもあれば、邪魔になることもある。そして、誘い方もかなり釣果に影響することを考えれば、正解を見つけながら、ずっと釣り続けるのは様々な魚種のなかでも難しいターゲットである。そんな魚だからこそ、のめり込んで夢中で追いかけている私がいるのだが。
しかし、その一方で、女性や子供、初心者でも簡単に釣ることができるのもタチウオである。その引きの強さ、そしてどんな料理にしても美味しく食することもできるから本当にファンが多い魚である。
さて、当日は、タチウオは群れでいるのだが満ち上がりはかなり渋く、少ないアタリを何とか捕えながらいくしかなく、このまま終わりまで苦戦するかなと思ったが、下げ潮に変わるとタチウオの活性が一機にあがり、納竿まで入れ食いとなった。
それでも、棚や誘い方、ロッドの調子やエサが合わないと中々釣り上げるまでには結びつかず、Y田さんは胴調子の柔らかいロッドを使っていたのだが、掛け調子のロッドに変えるように勧めたのだが、ロッドを変えた途端、タチウオを掛けまくり楽しんでいた。
ともあれ、今年の初釣りは、納得のいく釣りができ、大満足であった。中村テスター、そして楽しい一日を共に過ごしてくれたY田さん、Mさんに感謝・感謝である。