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新製品ドンペペACSの威力を太刀魚で実感  広島県

2017/08/15

名前
礒亀 智
釣果
タチウオ
釣行場所
広島県 呉 島嶼部沖
日時
平成29年8月13日
晴れ、風なし、小潮(月輝面71.2%)、7時2分:82.3cm 干潮:呉
フィッシングスタイル
ライトテンヤによるタチウオゲーム
タックルデータ
ロッド
    エメルダスMXイカメタル70XULS-MT(DAIWA)
   鏡牙 AIR 63B-2(DAIWA)
リール
    BB-X デスピナC3000D(SHIMANO)
    紅牙103L(DAIWA)

ライン
    PE DONPEPE ACS 0.7号(GOSEN)
    剛戦 X リーダーFC 17Lbs #4 (GOSEN)

コメント

8月13日、まだ、夜も明けない午前3時、中村テスターの夢丸に乗船し、今後のPurakuthisuのため、港を出船した。
狙いは、太刀魚。全国的にも非常に人気が高いターゲットである。ただ、中村テスターが求める夢丸スタイルは、他の船とは異なる。最近は、各メーカーからライトテンヤがようやく出てきたが、もう数年前から夢丸テンヤを作成し、そのゲーム性を追求してきている!6号のテンヤで、潮流が速い瀬戸内の海で50メートル以上の水深を狙っていき、ロッドの穂先と感覚で、小さなアタリを掛けていくのだから、このゲーム性、太刀魚の奥深さに嵌ってしまう。
通常の船は、そんな深場の太刀魚を狙うのだが、この日、早くから出船したのには、これまた理由がある。夜が明ける前に、浅場で沖に入る前の太刀魚を迎え撃つのである。太刀魚の岸釣りをする人は解ると思うが、探り釣りでは水深2メートル以内でも太刀魚はバンバンアタッテくる。太刀魚は鰯などのベイトを浅い湾内で捕食し、夜が明けて沖に向けて出ていくベイトを追込みながら待ち伏せして、捕食している。浅場で釣れる時間は、本当に短いのだが、この時間だけは、次元が違う釣りができるのである。
ポイントに到着したのが4時過ぎ、準備をして、2号以下の夢丸テンヤをキャスティングし、水面直下をリトリーブしていく。なかなか、アタリがでないが、突然、ゴールデンタイムに突入する。その時間、約30分、中村テスターはその間に5本の太刀魚を見事、取込んだ。流石である。
夜が明けて、次は通常どおり水深50mラインを潮を読みながら、ポイントを回っていく。この時期の太刀魚は、群れが小さく、見つけるのが非常に難しいのだが、中村テスターやセトウチ丸の船長は過去の実績やカンを頼りに、私達をベストポイントに連れて行ってくれる。本当に感謝、感謝である。
ここで、今回使用した、ゴーセンから新しく出されたPE DONPEPE ACSについて!
ACSとは、「Advance Color System」の略で、次のカラーを予告して、集中力アップに機能を持たしており、仕掛けの巻き込みなどのストレスも軽減することができる今までにないラインである。
特に今回のターゲットであるタチウオやイカ、カワハギなど、釣れる棚が刻一刻と変わる集中力がいるターゲットにはもってこいのラインである。
ライン強度も、イザナスにより約20%も上がっており、今回、私は0.7号を使用したが、今後は、0.3号の未知なる世界観も試してみたいと考えている。
一昔前は、2号でも細いと言われていた、この釣り。今はその1/3まで届いている。ラインが受ける潮流の抵抗は、号数が半分になれば半分どころでない抵抗が削減できるのである。このラインの進化が、今のヒトツテンヤやこのライトテンヤ釣りを可能にしているのは間違いない。「釣り」分野での技術の進化は、本当に様々な釣り方を生み出していく。まだ、これから先も進んでいくのかと思うと新しもの好きな私は本当にワクワクしてしまう。
この新ラインを使い、ラインや穂先、手元に集中し、アタリが出る棚を探っていく。周りの船が、全く釣ってない状況で、夢丸はドンドン太刀魚を掛けていく。私は、今回、キビナゴの他にサユリ、イワシを用意していったが、結局、キビナゴ一本に絞った中村テスターのペースには追い付くことは出来なかった。餌だけなく、誘いや潮のつかみ方、全てをイメージしながら、自然の変化にも対応していかなければ、釣果に差が出るゲーム性が高い釣り。この面白さは、今後、もっと全国に広まっていくであろう。
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