1月27日、冬型の気圧配置が続くなかで、この日は久しぶりに快晴となり、珍しくベタ凪ぎの海で釣りを楽しむことが出来た。
何か良いことが起きるかもと、ワクワクしながら、廿日市から出船するアジアマリンさんに乗り合いでお世話になった。
まず、初めに太刀魚を狙うが、太刀魚はこのところ厳しい状況。船長は、ターゲットを替え、クログチ狙いに!
このクログチ、大分ではカマガリという地方名があり、あまりにもおいしいので、「釜ごとご飯を借りるほど美味しい魚」という意味で呼ばれるほど。刺し身、炙り、ムニエル、煮付け、西京漬け、一夜干し、何にしても本当に美味しい魚で、この魚を振る舞うと皆凄く喜んでくれる。その中でも船長の一押しは一夜干しだ!
船長は、潮とポイントを読んでピンポイントで船を流してくれる。水深はかなり深く電動リールで手返し良く、同乗者とのトラブルを可能な限り少くすることが、大切!
それでも、お祭りはつきもの!PEラインでのお祭りは、摩擦によりラインを痛めるので、可能な限り、早く、優しくリカバリーすることが鉄則。仕掛けのもつれを直すより、リーダーや仕掛けを切って、やり直す方が効率良く釣りができる事が多い。
この日、私は
ドンペペACS1.0号を使用した、このラインは強度も申し分なく、水切りも抜群。水の抵抗も少ないので、他の乗船者が太いPEラインを使っていると、ラインのフケが大きくなりどうしてもお祭りはある。
このようなトラブル時の対処方法も、大切な釣りテクニックの1つ、必ず相手には謝り、楽しみに来た釣りを誰もが続けて出来るようエチケットも必要である。
さて、クログチの方は、船長のおかげで大満足の釣果で終え、おまけの嬉しい外道で、良型の真鯛も釣らせて頂いた。今回、使用したリーダー、
フロロファイタールーツXはチタンポリマーコートで耐久性も耐摩耗性もアップしており、寝擦れにも強く真鯛と安心してファイトできた。
帰港後、最高の海の幸を仲間にお裾分けして凄く喜んでもらい、また、私や家族も美味しく頂き、釣りを2倍、3倍と楽しむことが出来た、海に感謝の気持ちを持って、この先も釣りを楽しんで行きたい。