ゴーセンフィールドスタッフの佐藤です。
今回は、真冬のバスフィッシング。
バスフィッシングは、もう43年やってます。
365日毎日釣行したり、いろんな他府県のフィールド回ったり、ロッド、ルアー製作などなど、私のルアーフィッシングの原点がここにあります。そんな経験上、寒くなればなるほど、
ロッドはハードなベイトロッド、ルアー操作は巻きがメイン、ラインはハードなロッドにはナイロン、ロッドパワーをダウンさせる時は、ベイトリールにPEを使用します。
理由は、長くなるので、やめておきます。
このフィールドも久しぶりに来たけど、平水の3分の1しか水がない。皿池タイプの池の減水。寒波はさすがに厳しいのでこの場所に来たけど、水はクリアだし、ここも厳しそう。
まずはスイミングジグで早巻き、すぐボトムにあたってしまう。回収するとフックに、少し黒ずんだ藻が。
今度はもう少し遠くキャスト。ボトムにある石、ウィードをかすめるイメージでリーリング。ルアーに追われるようにヘラブナの群れが。「バスついてないかなあ。」いた!40センチくらいのが。リーリングを速め、シェイクしながらバスの前に。反応した。即フッキング。
足場が高いので、そのままブチ抜き。42.0センチの少し痩せたバスだったが、冬の一匹は嬉しい。
昔、「冬の一匹は、夏の百匹に値しますよ。」と言っていた人を思い出した。
少し場所移動して、コンクリートの壁に沿ってスイミングジグを通すと、またヘラブナの群れ。バスはついてなかった。結構いろんなところにヘラブナが固まってる。コンクリートの壁際を通していると、フッと軽くなった。即アワセ。ロッドに重みを感じる。一気にもっていこうとするので、ロッドのパワーでこっちに寄せる。さっきよりデカイ。これは、抜けるかなぁ?体勢を低く構えて、ブチ抜き。50有る無し。でも太い。計って見ると、50.5センチだった。
水があって濁りがあってすればデカイのを釣る釣り方。時間があるのですが、どうも工事で
水位を落としてたみたいです。しかしながら真冬のバスは、ちょっとやそっとの事では動じない。体力のある個体がいるので厳しいけど、楽しいです。
冬に釣ってる人は色々試してるし、タックルのセッティングについても考えてる人が多いと思います。特にラインはこの時期、フィールドで酷使されます。ガイドは凍るは、ガサガサになるは、キャスティングも、ままならない。良いラインとそうでないラインがハッキリします。
リローデッドBASSType Nは、ポンドごとに柔らかさを調整してあるし、何より、初期伸度を極限まで無くしている。そして私の様にブチ抜きするスタイルには、ナイロン特有の粘りがあり、信頼できるラインです。