今シーズンの太刀魚釣りも、一応区切りをつけ、これからは、オカッパリ、ボートからのメバリングと船メバルを当分、楽しむつもりである。
そんな中、職場のMさんのお誘いで、昼のメバルサビキでの船釣りに行った。
広島近海では日中のメバルは1月から、あまり良く無いとの情報もあったが、だいぶん上向きになっており、これから梅雨メバルの時期まで当分、楽しめそうだ。
今回、お世話になった、廿日市の遊漁船 魚籠(びく)だが、私自身2回目の乗船で、前回はサーベリングを楽しませてもらった。船長は、まだ若いが、潮やポイントもよく読んで動き、釣りに対する考え方もしっかりしていて、今回、関心した次第である。
ポイント毎に、きちんとアドバイスもくれる気のきいた船長であり、初心者からベテランまで楽しんでもらおうと、常に考えている。
私は、今回、いつも使用している里見メバルの他、数種類のサビキやワームを試し、メバルサビキを十分楽しむことができた。今回は、里見の激渋タイプがサビキの中では、型も数も安定していた。
ワームは、定番のダイワビームスティックカブラグリーンを始め、グリーン系のワームが良かった。
釣りは、仕掛けも重要だが、繊細な釣りになるほど、ロッド、リール、ライン、仕掛けのバランスが重要であり、一つでも悪いと、釣果に大きな差が出る。(もちろん、ポイントを読み、操船する船長の腕が一番重要となるが!)魚に違和感を与えない柔軟性と魚を弾かない粘りを持ち、小さなアタリを感じることが出来るロッド、そして、細くても信頼できるラインは、この釣りを大きく進化させてくれた。
数年前までの船釣りでは、メバルでもPEラインの2号クラスが当たり前であったと思うが、現在では1号から0.6号クラスでの釣りとなった。今回、私が使用した
DONPEPE 8 0.6号は適度なハリと滑らかさを兼ね備え、もちろん強度も申し分ないゴーセンの技術力が詰まった完成度が高い良いラインである。もう、1ランク号数を下げても強度的には全然問題ないと思う。あらゆる船釣りに是非使ってもらいたい。