ラインを使い分けて、メバリングを堪能
中村幸春テスターの夢丸でボートメバリングとナイトサビキを楽しませていただいた。
この日は、メバリングが大好きな荒川さんと吉本さん。そして、釣りにすっかり嵌って、今や凄腕釣り師となった張本さん、中村テスター私の5人で、メバリングとナイトサビキでメバルを狙った。
メバリングでは、灯りや障害物周辺につき、イカや小魚などのベイトを意識しているメバルを主に表層中心にねらい。サビキでは、アミなどを捕食しているメバルを底中心で探っていった。
結果、両釣り方とも、数・型とも満足いく内容だった。
これも、日頃から海に通いつめて、情報を蓄積している中村テスターのおかげ!本当に感謝・感謝である。
私は、やはり釣りのなかでもメバリングが大好きで堪らない輩であるため、今回は9割以上、メバリングを楽しませていただいた。
この日、ワーミングのほうは、喰いが渋く、アタッてもすぐ離す状況が多かったため、定番ミノーのリッジ35Sを試しにキャストしてみると、そこから爆釣となった。魚の活性もあがり、4箇所目のポイントでは吉本さんがリッジで爆釣させていた。
最終ポイントでは、ワーミングに切り替えた。今回のワーミングには、エコギアのAJI CHON HEADとメバル職人数種類を主体で使用。このジグヘッドは、ワームのチョン掛けでも普通のセットでも掛かりが良くばれにくい非常に良いジグヘッドである。
ジグヘッドの重さとワームの色を何度も試しながら、その日のパターンを探り、小さいアタリを感じとりながら口に掛る一瞬で合わす繊細な釣りを楽しませてもらった。私自信、繊細な釣りの方が好きなので、渋い状況で相手が手強ければ手強いほど、熱くなる。
この日は、20cm級が主体で、最後に25cmの元気なメバルを掛けることが出来て大満足であった。
ワーミングで繊細な釣りを楽しむときは、ロッドとラインのバランスと特性を生かすため、今回は、違和感を与えず、感度・柔軟性も抜群の月匠碧をセレクトし、ラインは、感度と強度、潮への馴染みが抜群な
タイニーFC AJIを使った。タイニーFCは、本当に、信頼できる使いやすいフロロカーボンラインであり、このラインが出てからは、ずっと愛用している。
そして、今回、プラッキングには、
メバリンを使用した。アタッた時には直ぐフッキングに持ち込むため、伸びが殆ど生じない極細PEが適している。
それでも、このPEとパツンパツンのロッドと組み合わせると、魚を弾いて掛らなかったり、掛けた後のバラシが増えるので注意が必要。また、フニャフニャのロッドでも掛りが浅くなってバラシが多発する。
今回使用したGRFは、ロッド全体に絶妙なネバリがあるため、魚を弾かず、掛けることができる。
プラッキングは、イカを捕食しているメバルを狙うときは、潮目や明暗部など大型のメバルが付いているポイントにルアーを通すことを意識して、風も読みながらキャスティングする。そして、無理にアクションをつけず、コイカの泳ぎを意識して潮に流しながら時折小さくアクションをつけ誘う。小さいアタリも感知できるようラインと穂先に意識を集中し、アタリがあれば巻き合わせする感覚でしっかりフッキグする。
PEラインの特性上、風によるタルミが生じるため、これも計算しながらキャスティングしてトレースすることも大事。
後は、その日のメバルの捕食状況に合せてミノーを選択し、ローテーションすること、この日は数種類のルアーを試したが、反応が良かったのは、メバリンとリッジ35S、確かにこの日のアタリルアーは実績の高いルアーだったが、無名ルアーが面白く釣れることも多々ある。とにかく、色んなことにチャレンジして釣りを楽しんでもらいたい。