明けましておめでとうございます。
昨年は全125回の釣行、無事に釣りができたこと、また、釣りを通じて様々な釣人と繋がりができたことに感謝し、本年も充実した釣りが出来るよう、自然や中村テスターをはじめ、いつもお世話になっている方々に感謝し、釣行を重ねていきたいと思っています。
さて、年末の釣り納めと本年の釣り始めは、中村幸春テスターの夢丸にお世話になり、12月下旬からずっと好調をキープしているタチウオを夢丸テンヤ(ライトテンヤ)を駆使し狙いました。
両日とも、釣り開始から終わりまで釣れ続き、キロUPも混じり40から50本と申し分ない釣行となりました。(釣ったタチウオを美味しく頂く為、その場で血抜きと内臓を取り出すので、時間的なロスは生じますが)
両釣行とも同行した、女性アングラーとして腕を上げられた山田さんも夢丸テンヤを上手に操り、かなりのタチウオを釣り上げ、満足のいく結果となりました。
山田さんは、船釣りをはじめてまだ4年ですが、釣行を重ねる度に目に見えて上達しています。これは、魚のアタリが無くなったり、掛りが悪くなると、直ぐピカピカ(集魚灯)の色が悪いのじゃないか?電池が少なくなって光が弱いのでないか?テンヤに○○色のタコベイトを付けた方が良いのじゃないか?と常に試行錯誤しながら釣りを展開していくからだと思います。
そして、タチウオ釣りで最も重要な、釣れる棚の把握も一生懸命しています。
タチウオは、実際にタチウオがいる棚で簡単に喰うこともあれば、居着いている棚からその時にあった誘いをかけて巻上げ、喰う棚まで上げなければアタリが出ないことも多々あります。アタリの出方も多様で、様々な魚種の中でも特にタチウオ釣りは、常に考えて釣らなければ釣果に結びつかない魅惑の釣りのひとつです。
この数年、中村テスターが考案したシーグラーダー釣法、夢丸テンヤにより、タチウオの餌釣りが大きく変わり、ゲーム性も高くなりました。夢丸メンバーは、皆、夢中でテンヤの大きさを変えたり餌を変えたり、試行錯誤しながら楽しんでいます。
最後に、釣り全般に言えることですが、現在の繊細なライトタックルゲームを成立させた最大の要因は、細いPEラインの性能の高さだと実感しています。
ラインは太くなると、水の抵抗が増し、ラインがふけ繊細なアタリは取れなくなります。また、号数が軽い錘の操作性も非常に悪くなります。
今回、電動リールで使用した
メーターポイント船レジェンダリー 1.0号は新製法「SDF」製法により、編込みが密になっており、潮切れもよくレーズナブルな上に、非常に高性能で扱いやすいラインに仕上がっています。また、カウンター付きリールでなくても、1m毎の目印もあり、棚取りも簡単にでき初心者でも安心して使えるラインです。
ゴーセンのラインや中村テスターのシーグラーダー、夢丸テンヤは日本人の探究心と情熱が生み出した代物であります。日本が誇れる「Made in Japan」製品に恥じないよう、私も探究心を持ち続け、切磋琢磨していきたいと思います。