3月13日に静岡県静岡市清水区にて投げ釣りを行った。
砂浜では、なかなか良い釣果が聞こえてこない時期である。キスも冬を越さなければいけないのでどっかに身を潜めているはずだが・・・
キスは砂地の水深30mくらいのところで・・・と書いてある魚図鑑を見たことがあるが、実際は、岩場や水深の深いところにも生息している。今年の釣果はわからないが、冬に東京湾の水深80mでキスが釣れた。という話もある。また、キスの最長記録は長崎県男女群島の36センチ以上だとか・・・
これは夏だと思うが場所は岩場である。身近な魚だけに、キスはまだまだ研究が進んでいない魚の一つである。
砂浜で釣るのが難しいので、水深のある港で竿を出すことにした。ここは、船が出入りするので、航路ができており、そこの溝にキスが付いていることがある。潮の満ち引きによって食い気が止まることがあるので、釣れたらそのポイントを集中して素早く釣るのが港で釣るコツとなる。早速準備し、実績のあるポイントにキャスト。
海底は砂とゴツゴツして根掛かりするところがあるので、さびくというよりは、砂地の場所で我慢の釣りとなる。しばらく置き竿にして回収。何か重い感じがする。置き竿にしていたのでアタリはとっていないが・・・
上がってきたのは何と12センチのキスだった。
狙ってはいたが、一投目から釣れるとは嬉しい限りだ。続けて直ぐに同じポイントを探る。
少しポイントがずれ、ゴツゴツしたとことに着底したが、
PEサーフビート投0.6号を使用していたので、切れることなく、ゴツゴツゾーンを交わし、砂地に仕掛けを置くことができた。多少の根掛かりは心配なく、心強いラインである。
ゆっくりと誘いをかけるようにさびくと、すぐにブルブルブルとアタリが来た。すぐさま回収。根掛かりが心配なところではあまり置かずに、直ぐに回収する方が無難。特に冬場では連掛けが難しいので1匹ずつ確実にゲットしていきたい。今度は16センチのキスと釣り上げることができた。
その後も、短時間であったが、キス、メゴチを釣るなどして十分に冬のキス釣りが楽しめた。
これから水温が高くなって来たら、砂浜でも十分に投げ釣りが楽しめる。これからが楽しみである。