この日、100名ほどが集まり大会を行った。
ここ数日、そこそこ釣果はあったみたいだが、先日の雨で状況が一変。海は濁り、ゴミはある状態、天気は良いとされていたが、朝から曇っており、風が強く、防寒着が必要な状態。
まずは
砂紋8ブレイド0.5号、250mをセットし、仕掛けが絡まないよう4本針をセットしキャスト。しかし風が強く思った距離が出ない。ゆっくりとさびくが流れもあり、風のせいで海底の地形が分かりにくい状態。とりあえず5色くらい投げて3色くらいに来たら回収を繰り返した。周りで釣っている人はいるので魚は居るはず。しかしアタリはない。
しばらくすると、向こうから「2匹釣ったが、ゴミがひどくて・・・」と知り合いがやってきて隣に釣り座を構える。距離を聞くと遠投しているようだ。そこで、遠投に切り替えた。
まずは距離を出す為、PE投専用0.3号300mをセット。針は思い切って1本針。餌を大きく付けて遠投。風が強く糸ふけがものすごく出ているが、先ほどより確実に距離は出ている。半色を10分ほどかけて丁寧に探る。アタリは無かったが回収する時、重量感を感じた。するとなんと14センチのキスが上がってきた。その後も遠投を繰り返したが、さらに風が強くなり先ほどの距離まで届かなくなってきた。
最終的に釣れたのはこの1匹のみ。結果、100人いて釣れた人は半分、トップの人でも5匹だった。プライベート釣行だとすぐに帰るようなコンディションの悪い状況だったが、大会になると悪条件でも釣る技術が必要となってくる。道具の力により、貴重な1匹を釣り上げることができた。条件が良くなってくるとこの浜も釣れるようになってくるだろう。これからが楽しみである。